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かして(その2)〜子どもの心象世界

昨日に続き、娘がLX2で撮った写真から。
娘が何を撮るかに僕が興味をもったことは昨日書いた。

P1020550blacksmall.jpg
Panasonic LX2

こたつのコードである。それを被写体に真っ正面に据えるのは、「暮らし」と言えばたしかにこれもまた暮らしの写真である。
こたつのコードがこのように線を引き、くるりと丸を描いているその形も含めて、おもしろいと思って撮ったに違いない。構図の上からは、偶然にも、四隅(四辺)にかろうじてはみ出して写っているものがあり、これがあるなしでは写真の力は少し違っていただろう。

いずれにしても、娘はコードしか見ていないのだが。「ほら、見て、おもしろいでしょ」という声が聞こえる。もちろん僕は別におもしろくない。「こんなもの・・・」である。

では、同じ四歳児あたりの、他の子どもたちに見せたらおもしろいと思うのだろうか。こたつのコードがこのようになっていることが、撮るに値すると娘は思っているわけだ。

撮った人には意味のある一枚の写真。この写真を受け止める他者とはどんな人になるのだろうかと想像してみる。これは一般的な写真の一つのアポリア(難問)に属する。

01:57 | Panasonic LX2について | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑

かして

「かして」というので、娘(4歳)にLX2をかしてみた。
半押しで合焦ということもわからず撮るわけだが、
何を撮ろうとするか・・・が見所だろう。
何を彼女は被写体に選ぶのか。
ふ〜む。
暮らしを撮ると言っては撮れないでいる僕よりも・・・。

P1020542small.jpg
Panasonic LX2 [ 3:2 ]
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銘機礼讃(その3)- Panasonic LX2 <・・・つづき>

(前日のつづきです)

・・・というわけで、Hサイズを楽しみながら、そのうちいろいろ浮気心が出てきて、再びCONTAXあたりにもどったりしつつ、デジタルへの移行も視野に入るようになっていた矢先に、LXシリーズが登場しました。理想は一眼レフで・・・だったのですが、とにかく出されたことが僕には奇跡。

購入意欲は十分だったのですが、グズグズしているうちに、LX2が出ました。

P1020199Blacksmall.jpg
Panasonic LX2 [ 3:2 ]


先代からのブラックボディはレンズ周りもブラックになり、見た目はバッチリです。

レンズキャップのあるコンデジ・・・・すばらしい。

背面液晶の画面もこの二代目から16:9となりました。写真と同じサイズの液晶を搭載したことも二重丸です。

それに3:2の通常の35ミリカメラのフォーマットももちろんオッケーですよね。レンズ銅鏡のスイッチで3:2か4:3(デジタルフォーマット)か16:9が選べます。このスイッチングもアナログ的でわかりやすい。目で見て手で確認できるスイッチ類を軽視していない。

マニュアル撮影ができることもうたっていますが、その操作はかなりデジタルライクで僕にはあまり使い勝手がいいとは思えません。それでも絞り優先で撮影できるのはありがたい。

ズームですからレンズが伸びますが、伸びない時のキャップをあけているだけの時の姿はほんとにかっこいい。まあ、伸びないでその代わり単焦点でよかったかというと、うーむそれは困るのですが。単焦点なら他のカメラにいくわけで・・・。

重さもちょうどいいし、各部の作りこみも「高級コンデジ」というふうなコンセプトではないからそのあたりはあきらめれば、まあ満足です。すごく所有欲が満たされるカメラかというと僕はそうでもないのですが、しかし他がひどい、所有欲ゼロに近いコンデジばかりだと思っているので(笑)、それらの水準と比べれば、LX-2は素晴らしい。

このデザインの優位性はライカとの共同が前提で開発されてきた流れと無縁ではないでしょうから、必然でもあったわけでしょうが。

画質もいいです。満足です。ほんとに条件がそろったときにはいい絵が出ます。

ピントあわせやズーミングはもたつきますが、コンデジ全般に言えることですし・・・。

あえて注文を一つだけつけるとすれば、僕だったら「ズームの手動化」。
このカメラはコンセプト的にいってもズーミングが手動であることが似合うカメラです。

ファインダーがないことの不満はあえて言うまい。
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銘機礼讃(その3)ー Panasonic LX2

2月26日(月)
写真だけとりあえずアップしました。

2月27日(火)10:47

ということで、あらためてLX2の『銘機礼讃』です。

このカメラはまあ鬼っ子と申しますか、ご存知の通り、とにかく16:9の写真が撮れることが特徴のカメラとして市場に投入されました。そのことが市場全体にはどの程度に魅力的なことだったかはよくわかりませんが、僕には天恵でした。

Hサイズで写真が撮れる。この画面サイズは、映画やハイビジョンテレビの画面サイズに近いわけですね。

それ以前にもHサイズの撮れるデジカメはあったわけですが、しかしこれは上下に幕を張って隠したような偽物Hサイズでありました。ところがパナソニックのこのLXシリーズは、撮像素子そのものが16:9なわけで、とにかくHサイズに特化したカメラです。

とにかく僕自身は、LXシリーズ登場前から、こういうコンデジを心待ちにしていたのでした。

IMG_4136small.jpg
EOS 5D : EF50mmF1.8 : f1.8

それは前出している通り、僕のその頃のメイン機材がCanon EOS IXEだったからです。
どうしてIXEだったか。
ひとえにHサイズで写真が撮りたかったからです。
「APS(アドバンスフォトシステム)」などということはどうでもよろしい。むしろ画質は落ちるのでいただけない。しかしHサイズフォーマットの写真を、僕は心待ちにしていました。

なぜか。それは映画から、高羽哲夫のキャメラにはじまります。

松竹の名キャメラマンだった高羽哲夫さんは、映画『男はつらいよ』などのシリーズで、今ではビスタサイズばかりの映画が主流の中、シネスコの画面サイズにこだわり、その画角の長い辺をいかした名カットをたくさん残しました。
男はつらいよ』で挿入される、高羽哲夫の撮った風景カットの数々は、「素晴らしい風景写真」として僕に響きました。特別に目の覚めるような自然の美しさを被写体にした写真ではもちろんないのですが(あくまでも『男はつらいよ』という映画の中のシーンなのですからあたりまえなのですが)、しかしそれでも美しいのです。

暮らしが写っている風景写真・・・暮らしがありありと写っていながらそれでいて「自然の風景写真」、あるいは「美しい風俗写真」としてそれは定立しています。

宮本常一が民俗学の視点で撮った写真の数々は素晴らしいものですが、そこに芸術を加味したのが高羽哲夫のキャメラだったと言っておきたい。

高羽さんは95年にお亡くなりになりました。ちなみに、そのあともつづく映画『男はつらいよ』の映画キャメラがどのように変わってしまったかはもう一目瞭然です・・・・。

高羽さんが撮っているような風俗写真は、これは映画のカットなわけですから、なら写真でそれを追えないかと僕はずっと思っていたのです。

そのとき、Hサイズという16:9の画面比率を持ったAPSカメラの登場は、僕の願いを後押ししてくれる格好のアスペクト比として僕の目の前に登場したというわけなのでした。まさに天恵です。

話しが長くなってます・・・。

Hサイズへのこだわりは、まあ、そういうわけです。
で、僕はAPSカメラを一渡り見渡して、一眼レフで、カメラのデザインにもこだわると、そもそも選択肢が少ない中でキャノンのIXEがヒットでした。これでずいぶん写真を撮りました。大満足でした。
で、LX2にようやくたどり着けそうですが、長くなったのでつづきということで。


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Panasonic LX2の写真

メールをいただいた。
Panasonic LX2の写真はアップされませんか?」
たしかに5D一辺倒で・・・。

昨年9月頃にLX2を購入してその翌日から旅に出て、行きの飛行機の中でマニュアルを読んでいた。その残暑期にかなり使い込んで、それ以降パッタリになっている。携帯する利便性からのコンデジ購入だったのだが、いつでもどこでも5Dを持ち歩いているのでめっきりLX2の出番がない。5Dの勇姿を撮るのにLX2を使用して、これはアップ済み。

何度か書いたが、僕はEOS IXEというAPSカメラをずっと使っていた。APSのHサイズ、その16:9という画面サイズがお気に入りで使っていたのだが、それがコンデジでやっと実現されたのが初代LX1だった。しかしこれはパスして、ルックスに合格点が出せたLX2で購入に踏み切った(もちろんブラックボディ)。

この機体のことは今夜はちょっと遅いので、銘機礼讃シリーズで明日にでもアップします。
とりあえず写真を一枚。その、よく使用していた時期の昨年の夏の写真を。
こういうのばっかり撮っていて、こういうのがむなしくなった昨今です。

P1000767Blacksmall.jpg
Panasonic LX2 [ 16:9 ]

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